ノースカロライナ生活(旅行編)
2006-12-25T11:18:47+09:00
NCTerryy
ノースカロライナ在住時の旅の記録
Excite Blog
おもしろ彫刻ガーデン@マートルビーチ
http://nctravel.exblog.jp/3873480/
2006-07-25T09:44:00+09:00
2006-07-25T09:45:06+09:00
2006-07-25T09:44:39+09:00
NCTerryy
Myrtle Beach編(0605)
といっても私はゴルフをしないので、何をしようかな~と(お買い物以外の)目的地を探し、見つけたのがマートルビーチの15マイル南にある「Brookgreen Garden」。昔はプランテーションとお屋敷のあった場所が、彫刻を展示した公園とミニ動物園になっています。 快晴で湿度も低く、お散歩日和。日差しも強く緑も綺麗、ちょっと日焼けしてしまいましたが。園内、至る所に彫刻があり、飽きさせません。
森の中には、「小鳥に説教するアッシジの聖フランシス」像(左)。
しかし同じ聖フランシスにこんな座らせ方(右)するのはいかがかしら。
小さな回廊にはおもしろ彫刻群。
何故か「カモノハシ」、 北海道物産展にありそうな「熊と鮭」、
口笛を吹く「ライオン」、 やけに躍動感に満ちた「ボクシング」。
マートルビーチにお買い物以外のオプションを発見して少し嬉しかったです。
でも、こんなスパニッシュモスの茂る南部な景色、もうこれで見納めと思うと寂しくなります。
シーフードバフェ・レストランの並ぶマートルビーチ。以前に来た時は、胃腸を壊していて行けなかったバフェに今回ようやく挑戦。しかも2日連続。全然オッケー。
1日目は近くにあったお店にフラッと。Snowcrab(ズワイガニ)、やや塩辛かったんだけど、でも味濃くおいしい。
2日目は老舗Benjamin。このエリアで最初にバフェを始めたお店らしく、周りにはこのBenjaminの模倣店ばかり。1日目も悪くなかったけど、でもやっぱりこっちのほうがSnowcrabも美味しかったかなぁ。
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花より団子@DC
http://nctravel.exblog.jp/3873491/
2006-07-25T09:40:00+09:00
2006-07-25T09:47:32+09:00
2006-07-25T09:47:32+09:00
NCTerryy
WashingtonD.C.(0604)
ニュースで流れる度、「へぇそんな綺麗なの、行ってみたいものだわねー」と勉強に忙しいオットの脇でつぶやき続け、じゃあ行こうか、となったのはCherry Blossom Festivalが終わった翌週。もしまだ残っていたら・・・と淡く期待したけど、着いてみるとやはりもう葉桜(@Annandale)。
なので結局DCには足を踏み入れず、Virginiaに止まり、IKEAでのお買い物と韓国料理、という団子尽くしな1泊2日。
早いもので、もう船便荷出しが目前。その前にちょこっとだけ、小さい照明などお買い物。NCにもお店あるといいのに・・・(商圏考えれば無理は自明ですが)
ディスプレイは楽しいし(→は最後のピックアップ場所なので倉庫状態だけど)、カフェはおいしいし、何より商品が安い。
今月末には船橋にオープンするけど、しばらくはものすごく混むのでしょうね、しばらくしたら行ってみよう。
DCに行くならコリアン(蟹も迷ったけど・・・)、と、韓国人のお友達に聞いた、フェ(お刺身)の美味しい「Bada Seafood」、韓国語だと「バダ・フェ・チ」(らしい)。お店の近くまで着き、ハングルは読めないから韓国人の人何人かに「バダフェチーはどこー?」と場所を聞いたところ、「その店、もうフェやってないよ」だって!
1ヶ月前に友人達が来た直後に、焼肉店に業態転換!がっくし。疲れてたので他を探すの諦めてそこで晩御飯。
しかし結果大正解!
お肉はおいしいし、小皿の付き出しもおいしいし、お客さんの入りはとても良いし、店員さんも感じいい。
前菜に頼んだSeafoodジョン(パジョン)、アペタイザーサイズじゃない直径30㎝!元海鮮店だからか具も新鮮で沢山、おいしー!
お値段、NCに比べたら高いけど、でもこの満足感なら納得。
もしDC近郊に住んでいたら、食生活の質は大きく変わったことだろうに、と毎度ながら思います。アジア食材は安く簡単に手に入るし、専門料理店は多いし。さすが都会です。
Korean BBQ Grill
(旧Bada Seafood)
(新店名解読不可能、
←な店構え&看板)
7215 Columbia Pike
Annandale, VA
(703) 894-0431
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ドミニカー!
http://nctravel.exblog.jp/3276542/
2006-04-22T03:12:00+09:00
2006-07-25T09:41:29+09:00
2006-04-22T03:12:07+09:00
NCTerryy
DominicanRep.編(0603)
オールインクルーシブで食事も飲み物もアクティビティも全部込みのリゾート。こんな至れり尽くせり系の大型なところ、通常我々は敬遠するのですが、楽するのにはこれが一番(ただね、こういう所に泊まるとその土地のことがよく見えないんですがね)。
いろいろアクティビティがあるけど、ごろーっとぼんやり。真っ白のビーチに綺麗な色の海、やっぱりビーチうれしー。
意外なことに、アメリカ人は割りと少なく、お客さんがほとんどヨーロッパ人(主要都市から直行便も多いみたい)、アジア系は見事に我々のみ。ホテルのスタッフは、スペイン語・英語・フランス語さらにドイツ語・ロシア語も対応可能、とすごーい。私なんてスペイン語だってほぼ挫折気味なのに・・・ うち一日、オットはゴルフ、私はダイビング(別行動)。ゴルフは随分と綺麗なコースで気持ちよかったらしい。
ダイビングはこの日ようやく80本達成!しかし海底(15m)もうねるほどに波が強くて(通常、海面が波立っていても海底は大丈夫なのに)、船酔いならぬ波酔い気味。波が強いからソフトコーラルは全然育たず、魚も少ない。。。以前潜った海峡向かいのプエルト・リコは、ソフトコーラルの広がるとっても豊かな海だったのに。
でもまあいいんです、海に潜れるだけで十分、幸せですから。
ホテルは造りも綺麗でお食事も良くて当たり。お魚はダイビングではあまり見れなかったけど、陸にはたくさんいたので良しとします。 ブレちゃったけど、新しいカメラ、なかなか良いです、こんな暗い所の画もちゃんと写ってる。
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ドミニカー!;お食事編
http://nctravel.exblog.jp/3276539/
2006-04-22T03:10:00+09:00
2006-07-25T09:48:08+09:00
2006-04-22T03:10:39+09:00
NCTerryy
DominicanRep.編(0603)
■スナッパーのグリル
さすが海が目の前、お魚・海鮮の類は充実です。どこのレストランでも、スナッパー、ドラド(黒鯛?)、ロブスター、エビ等々のメニューがたくさん。
シーフードレストランの氷付けの魚の中から自分で選んで、「これ焼いて」とお願いするとその場でグリルして、アリオリソースを掛けてくれます。皮がパリパリ、身はほくほく、ソースはシンプルでおいしー!新鮮なものはあまり手を加えないほうがおいしいものです。
■ラムのミントソース
フレンチのお店、その日ビーチで結婚式を挙げていたカップルご一行もいたりして、なかなか華やか~な雰囲気。
前菜にフレンチ風Tempra、しかし具がブロッコリーの茎(!)でちょっとびっくり。資源の活用ですね。
メインに、ラムのグリル、ミント・ハーブソース。
お肉にミントの組み合わせって、イギリスで食べた「茹で豚+ミントジャム」のトラウマで苦手なんだけど、でもここは別。ラムはすごく柔らかいし(もちろん臭みはないし)、ソースもミントでさっぱりしつつもコクがあっておいしー!
■チャブニチードなジャパニーズ
お食事、いろいろあったけどそこそこのレベル。しかし1つだけ、久々にチャブニチュード5クラスの料理に遭遇!
このリゾート、レストランの予約は基本不要、でもフレンチとジャパニーズだけは要予約。実際、フレンチがかなりよかったので、ジャパにも期待。がしかーし、見事に裏切られ。
ジャパといっても要は鉄板焼き(またか)。周りのお客さんも「スシー!スシー!」って口々に楽しみにしてたたのに、お寿司は前菜に巻物主体の小さーいプレートが出てくるのみ。しかもなんか、お米がパサだし。
しかし、鉄板焼きに進むとさらに驚き。お肉、野菜、お米、それぞれに「魔法の白い粉」がたっぷりと振り掛けられるではありませんか。そこからさらに、謎の味付けの始まり。醤油以外に何を使ってるか不明な、形容しがたい味の出来上がり。おいしくなーい。
炒飯なんて、一番最初に調理するのに、カバーをかけて最後まで大事に取っておかれちゃった、だからしっとり。
テーブルの上には何故か「焼鰻汁(うなぎやたれ?)」まで。何か違うんじゃない?
食事が始まると、隣の席のフランス人夫婦、こちらの反応をしきりに気にしています。あまりの味に笑いを堪えていると、「イズ・イット・リアル・ジャパニーズ?」って聞かれちゃった。
「オー!ノー!アブソルートリー・ノット!」と全否定しときました。
懲りずに デザートには、アイスクリームの天ぷら、それから、ジャパニーズ・パンケーキwithスイートビーンズをおっかなびっくり注文。アイスの天ぷらは、まーこんな感じかな?の出来。
「パンケーキはきっとドラ焼きだよ」と期待していると、本当にドラ焼きが登場!メープルシロップとチョコソース付きだけど、味も比較的まとも、これなら食べられる!
テーブル担当の、浴衣を見事に着崩した 着流したドミニカ人のウエイターさんに「リアルジャパニーズ?」と聞かれ「イエース、オンリー・ディスワン!」とお返事。
通常、あまり「美味しくない」「まずい」と切り捨てない、雑食(<味覚のストライクゾーンが広い)な性質なのですが(選り好みできない場所に住んでた時期もあって)、それでもここはひどかった!こっちはそこそこ払ってるのよ、これを日本食とは言わないでほしいぞ!
海外の日本食のレベル、昔に比べれば相当レベルは上がってるんだろうけど、でも圧倒的になんちゃってジャパニーズが多いのでは?という印象。。。もっとも何が日本食か、の定義も難しいんだけど。。。
しかし一方、お隣韓国は羨ましい。移民してきた人も多いし、狭食の傾向もあるから、海外でもそこそこのレベルを維持したお店が多く、ちゃんとしたものが普及してる。だからダーラムの韓国料理屋なんかでも、アメリカ人のおじさんがランチに一人でテンジャンチゲ食べてたりする。
おいしいものはとりあえず日本に帰ってから期待することにします・・・
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週末NY その2
http://nctravel.exblog.jp/3276534/
2006-04-22T03:07:00+09:00
2006-04-22T03:48:13+09:00
2006-04-22T03:07:48+09:00
NCTerryy
NewYork編(0602)
この冬一番の寒気が来たとかで、冷え冷え+強風ピープーで、歩くのも大変。が、やはりNY、何回行ってもやっぱりいいなぁ、、、と思うのです(帰ってくるとNCはやっぱりいいなぁ・・・なんだけど)。
それにしても、何故かNYには柴犬がたくさんいました(半日で4匹に遭遇)。意外な柴犬人気、かわいいぃ~♪
■Dakota House & Strawberry Field
前を通ることはあっても、ちゃんと見に行くことのなかったここ。強風吹きすさぶ中、セントラルパークの中も含めてお散歩。
それにしてもセントラルパーク、これだけ密集した街なのにバランスを保っていられるのは、こんな広大な緑地が贅沢にも配置されているからなのね、と思わされます。東京も緑が多い方だと思うけど、これはやはり、規模の点でさすが。
橋の欄干の花模様、日の光を受けて出来た影は、何故かアヒルさん。
Strawberry Fieldのイマジン。先日、トリノの開会式でも歌われていましたね。でもU2のボノさんに言わせると、イマジンしてるだけじゃだめだ、行動せよ、ですって。さすが、ボノさん。
■T.K.T.S.でチケット取り!
どうしても見たいものは前もって予約するけど、当日フラッと、というニーズには最適な、このミュージカル当日券安売りスタンド。強風吹きすさむ気温32度の中、小一時間並びました。。。ちょっと並んでみよう、のノリで並んだのが、抜けるタイミングを逸してしまった、というのもあるんだけど。。。
前に並んでいた初老のおじさん、鼻水が止まらなくなってしかも物凄い勢いで小刻みに震えてて、おいおい並んでる場合じゃないでしょうに、と心配になっちゃった。 幸い、見てみたかったSpelling Beeを半額でゲット。Producerともちょっと迷ったんだけどね。
■Union Square Greenmarket
NY近郊農家の出店するファーマーズ・マーケット。Union Squareのが特に有名らしくて、ここで仕入れた野菜を使っています、というのを売りにするレストランもとても多い。
生憎とシーズンオフで、新鮮野菜系のお店は少なかったけど、りんご農園からの屋台(ここで売ってたアップルサイダードーナッツ、甘さ控えめでおいしー♪)、根菜類ばっかりのお店、アジア野菜専門店、それに海鮮のお店(ウニは丸のまま)もあればお肉・チーズもあったり、と出店数少なくてもかなりの品揃え。お値段も、NC(地元CarrboroのFarmers’ Market)の2割増程度かしら、結構良心的だと思います。
わんこもお肉屋さんでお買い物、というか、オヤツもらってた。
もうさすがにNY、しばらくはいいかな、なんて思いつつ、最終日、空港への道すがら、クイーンズに入った辺りで車窓から晴天に映えるスカイラインが見え、しかもタイミングのいいことにラジオからはBilly Joelの「New York State of Mind」なんかが流れちゃったりすると、「いやいややっぱりまた来たい!」と思いを新たにして帰って参りました。
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週末NY その2;ミュージカル編
http://nctravel.exblog.jp/3276530/
2006-04-22T03:07:00+09:00
2006-04-22T03:48:36+09:00
2006-04-22T03:07:04+09:00
NCTerryy
NewYork編(0602)
■「Monty Python's Spamalot」
久しぶりにミュージカルでも見ようかな、というかそもそもNYに行こうかなと思ったのは、ずばりMonty Python(英BBCのTVコント)のミュージカル「Spamalot」があったから。
TV版「Flyng Circus」を中学生の時に見て以来のファンでございます、見ない訳にはいきません。
Spamalotは映画「Monty Python and the Holy Grail」がベース。昔見たけど、今回改めて、UNCのライブラリーのDVDで復習。
Monty Python全タイトルを所有しているUNC、偉いです。さらに、この映画「Holy Grail」を教材に指定しているHistoryのクラスがあるUNC、偉いです。
基本的なストーリーは映画のまま、「アーサー王と円卓の騎士」のパロディ(というか、そもそもストーリーはどうでもいいんだけど)。随所に新曲や、ブロードウェイ風のショー要素が加わって、それはそれは賑やか。正直、Monty Pythonの雰囲気からは相当離れたものになってはいましたが(↓舞台はこんな感じ)、これはこれでとても楽しい。
Eric Idleがどうしてブロードウェイで舞台化したのか(何故にロンドンではなく)が不思議、あえてオリジナルとの差別化を狙ったのかな。 随所、きわどい笑い満載(ユダヤ教にゲイネタ等々)、客席の大爆笑が続いちゃって芝居が再開できないこと多々。願わくはもっと英語力(!)があればもっと大笑いできただろうに・・・
帰り際、グッズ販売を見ると、Spamalotオリジナルの「スパムの缶詰」売ってました、でも$10もするから買わなかったよ(>関係各位)。
■「The 25th Annual Putnam County Spelling Bee」
難しい単語のスペリングを最後まで間違えないで言えた子が勝ち!のコンテストを題材にしたミュージカル。幸い安売りチケットが買えたので観劇です。
スペリング・ビーといえば、以前、ESLの授業で「Spellbound」というドキュメンタリーを見たことがあるんだけど、子供達が懸命に取り組むシリアスな姿がとても印象的でした。このスペリング・ビー、TVでもESPN(!)で中継されたり、GEICOのCMでもモチーフになっていたり、アメリカでは随分とポピュラーな競技のよう。
未だにスペルアウトするのが苦手な私は、すごいな~、と感嘆するのみ。
このミュージカル、スペリング・ビーに挑戦する子供達のそれぞれの事情や背景を絡めてお話は展開していきます。お客さんも飛び入りで参加して、その素人さんもまたいい味だして、会場大盛り上がり。一人脱落する毎に、会場からは「あぁ~」「おおぅ~」とため息の合唱。家族連れが多かったけど、大人でも十二分に楽しめる、いい作り。時々「大人限定」バージョンも上演してるみたい、それもおもしろそう。
特に良かったのがステージ作り。小学校の体育館に見立て、お客さんの座る席は体育館の観客席、という設定。劇場入り口からして、小学生の手書き風ポスターが張ってあったりと、ワクワクさせる雰囲気づくり、さすがです。
前知識なく見たけどとってもおもしろい!願わくばもっと英語力(!)があればさらに楽しめたかと・・・
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週末NY その2;お食事編
http://nctravel.exblog.jp/3276528/
2006-04-22T03:06:00+09:00
2006-07-25T09:49:10+09:00
2006-04-22T03:06:34+09:00
NCTerryy
NewYork編(0602)
先々週から、聴講「Food in American Culture」がゲストスピーカー特集。
フードインダストリーで働く人たちがフードビジネスについて語る、という面白いシリーズに入っており、NYのレストランのマネージャーの回には色々なお店も紹介され、それが今回はとても参考に。
厳選して今回はカジュアルなお店3店;
(右:前回に続きAmy’s Breadから、Sourdough Chocolate Twist;サワードウがカリカリ、中はふんわり、酸味とチョコの甘味のバランスが良くってとってもおいしい)
■Cho Dang Gol
コリアン・タウンのスンドゥブ(スンドウフ)屋さん。お豆腐も手作りとかで、ほろほろとしていて(崩した木綿豆腐みたい)、NCやアトランタで食べたような絹ごし豆腐ではありませんでした。
このお豆腐、それはそれはお豆の味が濃く、スープも決して辛さを際立たせていないから、とてもやさしい感じ。スンドゥブ以外にも、おから入りスープもおいしいらしい。食べてみたかった。。。
特筆すべきなのは、韓国料理店定番の、最初の小皿料理。なんと、焼鯖のマリネ(キムチ)も。あ、鯖だ!とスンドゥブそっちのけでこればっかり突付いちゃった。おいしかったー♪
Cho Dang Gol
55 W 35th St
New York
(212) 695-8222
■Burger Joint
ザガットのハンバーガー部門No.1の評価を受けるハンバーガー専門店。
本当はマジソン・スクエア・パークの中にあるShake Shackというお店の方が地元では人気らしいのですが、冬期休業中のため今回はこちらに。
まず場所がびっくり。Le Parker Meridian Hotelのロビーの一角がドレープで仕切られ、その奥に小さな小さな入り口があるのみ。ロビーは高級ホテルの雰囲気、しかしカーテンの奥は普通のハンバーガースタンド。
グリルを覗いてみたら結構脂肪の多いお肉を使ってます。焼き上がり(焼き具合が選べる)は本当にジューシー、しかし脂っぽさは無く、これは結構なレベルにあるはず、おいしい!
ホテルのロビーの一角で目立たないのに、お客さんはひっきりなしに入ってくる。おもしろい形態です、このロケーションにこのスタイル。ここはマンハッタンじゃないみたい、でもお勘定のお値段見るとやっぱりマンハッタンね、なプライシングですが。
Burger Joint
118 W 57th St
New York, NY 10019
(212) 245-5000
■Gray’s Papaya
東(Upper East)のPapaya King、西(Upper West)のGray’s Papaya。どちらも評価の高い両店、以前、前者は行ったので今回は後者。どちらも同じ形態のホットドックスタンド。メニューも、ホットドックにフルーツジュースの組み合わせ。
ホットドック2つとフルーツジュース(パパイヤを選択)で$2.75、とえらく良心的。トッピングを全部乗せにして頂きましたが、これもさっぱりペロリと食べれてしまう。
たまたまと思うけど、ソーセージがPapaya Kingよりもよく焼かれていて、パリパリ感が強く、結構好み。
でも、どちらもおいしいからどちらも好き。
Gray's Papaya
2090 Broadway Ste 1
New York, NY 10023-2802
(212) 799-0243
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ディープサウス紀行:南東部編(マートルビーチ)
http://nctravel.exblog.jp/3276515/
2006-04-22T03:03:00+09:00
2006-04-22T03:49:57+09:00
2006-04-22T03:03:02+09:00
NCTerryy
Deep South編(0512)
気を取り直して、長いお休みだから、やっぱり日本からは行きにくい場所にゆっくり、ということで、最近のマイブーム、アメリカ南部を見る旅にしました。 まず向かったのは、再び、サウスカロライナはマートルビーチ。Thanksgivingに行ったばかりですが、旅行後に拝見したKitchen-harmonyさんのブログで「おいしいお寿司屋さんがある」との情報に、また行かねば、と再訪を決意した場所。
メインは食事なので、それまではアウトレットでお買い物。Thanksgiving直後は大混雑だったお店も、クリスマス前だというのに意外にもガラ空き。普段はあまり買い物しないオットも、アウトレット祭りとばかりに珍しくまとめ買いに走っています。
初日から買い物で疲労困憊してしまいましたが、そんな疲れも「お寿司」が癒してくれます。
■ヒカリモノと感動の再会 「Miyabi Kyoto」
今回行ったお寿司屋さんは「Miyabi Kyoto」(北店)。鉄板とお寿司の2編成のスタンダードなお店ですが、結構な混み様。
板さんは日本人、店員さんにも日本の方が。こんなローカルなリゾートでも、割合ちゃんとしたお寿司屋さんがあるのに驚きました、お客さんも地元常連さんが多いみたい。
そして、嬉しいことに青魚が揃ってます(NYのお寿司屋さんは品切ればっかでがっかり)。鯖に鯵に鰯と、光物「三種の神器」にもう大感激。特に鰯の脂乗り具合がちょうどよくってね、もう最高(→写真は鯵)。
それから創作系ロールのバラエティが多いのもこちらのお寿司屋さんの特徴。頼んだのは「Ocean Roll」、マグロ、サーモン、白身、それに胡麻油風味の海草サラダのロールをオボロ昆布で巻いたもの、とってもおいしい。
ただ思うにもう少しシャリにお酢効かせてもいいかも、このお店。それを除けばもう、ご馳走様でした、と頭を下げたくなるお店です。
Miyabi Kyoto Japanese Steak House
9732 North Kings Highway
Myrtle Beach, SC 29572
(843) 449-9294
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ディープサウス紀行:南東部編(サバンナ)
http://nctravel.exblog.jp/3276512/
2006-04-22T03:02:00+09:00
2006-04-22T03:50:33+09:00
2006-04-22T03:02:24+09:00
NCTerryy
Deep South編(0512)
お近くのチャールストン(SC)とはかなり趣きが異なり、区画の整った緑の深い町並み、なかなか綺麗です。映画「Forest Gump」の冒頭に登場する公園や教会があり、アイアン・レースの飾りのついた窓の家々、ステップを登った所に入り口のあるタウンハウス。特にクリスマスのデコレーションをした家々(<お屋敷)が続き、とても可愛い街並み。
しかしクリスマスにちょうどあたってしまったため、お店は軒並みどこもお休み、人出も少なく、街に活気が乏しいのです。それに、人が住んでいる気配が全然しなくて、ちょっと寂しかったかも。チャールストンはもっと人の生活が今も続いている感じがしたのに。
宿はダウンタウンのB&B風のホテルに泊まりました。サバンナは街中に小さいB&Bがたくさんあって、そういう所もなかなか良さそう。しかしここ、「Don’t disturb the Ghosts!」なんて注意書きが(もちろんジョークと思いますが)。
なんでも、ここは元個人宅で、ホテルになる前に住んでいた双子の女の子の1人が、夜な夜なホテル中の額縁のズレを直して回るらしい。と思って見ると、私達の泊まってる部屋の額がズレているではありませんか!直しておかないと女の子来ちゃうかしら、それとも仕事を奪っちゃうと悪いかしら、と余計な心配もしてみたり。
夕方からあいにくと雨が降り始めてしまい、夜にはライトアップも綺麗という川沿い(River Street)もお散歩には不向き。それでも、なかなか綺麗な町並みは十分に楽しめました。
■南部料理有名店 「The Lady and Sons」
ランチにはサバンナの超有名店、「The Lady and Sons」、Food Networkで南部料理の番組を持つPaula Deanのお店へ。
本当はディナーに行くつもりだったのですが、クリスマス期間は夜は営業しない、とのことで、急いでランチに駆けつけましたが、1時の時点で既に3時の閉店まで満席で今日は席が無い、とのこと。確かにものすごい人気です、通りの向かいにまで行列客が並んでますもの。
お店の人が親切に、ToGoもできるよ、とアドバイスしてくれて、急遽ランチをテイクアウトして近くの公園でお昼。お天気も良かったので、外で食べるのも気持ちいいね、と正解でした。
ランチはバフェからテイクアウト、南部料理の定番ひとしきり、フライドチキン、コラードグリーン、ブランスウィック・シチュー、ブラック・アイド・ピー(お豆)、それにスイートポテトとビスケット等々。
どれもかなりおいしいです、「Mama Dip’s」よりも味はかなり洗練されています(本当はMama Dipを支持したい所ですが>地元ですので)。
特にコラードグリーン(蕪の葉のハム煮込み)は辛味も効いて、煮加減もちょうど良くて、今まで食べたコラードグリーンでは一番かも。コラードグリーン嫌いなオットも、これはおいしい、と食べていました。
有名人のお店だからどんなもんだろう、とタカをくくっていましたが、ちゃんとおいしいものを出してるから評価されているのね、と見直しました。ディナーも行ってみたかったなぁ。
The Lady and Sons
102 W. Congress St.
Savannah GA
(912) 233-2600
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ディープサウス紀行(アトランタ1日目)
http://nctravel.exblog.jp/3276511/
2006-04-22T03:01:00+09:00
2006-04-22T03:50:56+09:00
2006-04-22T03:01:40+09:00
NCTerryy
Deep South編(0512)
今回、南部に行ってみようと思ったきっかけの一つが、「アトランタに先月出来た世界最大の水族館」に行くこと。水族館好きには外せないスポット。そのために今回、アトランタがまず訪問地として真っ先に決まりました。
サバンナから内陸に向かうこと3時間強、南部最大の都市、と謳う割には、アトランタは意外にもこじんまりしていました。休日でもあったので、ダウンタウンは人気が全くなくて寂しい雰囲気。宿がダウンタウンの外れだったのも悪かったのですが。
でもちょっと郊外に行けば、バックヘッドの辺りなどは綺麗ですし、全米住みやすい街上位のエリアもあるそうで、いいなぁ都会だぁ、と高いビルを見上げて思ったのでした。 そしてさあさあ水族館、Webで事前にチケットを購入していたから、予定時間には楽々入れるだろう、と思って行ってみると、事前購入していても入館のためには並ばなきゃいけない、とのこと。見るとセキュリティチェックに時間が掛かっているぽい、こればかりは仕方ありません。建物をぐるっと囲む行列に並ぶこと1時間弱、寒い中を待ったのです(当然、当日券は完売)。
水族館、入ると大きなホールになっていて、テーマパークのよう。ホールを中心に、テーマ毎に5つの展示コーナーが配置されている、珍しいレイアウト。こんな水族館、今まで無かったんじゃないかしら?!と早くも興奮。
しかし、行列がすごかっただけに、お客さんもすごい量。タッチプールでエイを触ろうにも、子供だけでなく大人も群がる中、エイも沢山の手にパニクって右往左往。でもしっかり触ったよ、ぬるっとした茄子みたい。
岩礁を再現した大型プールも、波が打ち寄せたりなんかしてとても迫力。
ここの目玉は大水槽&水槽下のトンネルから見上げる、ジンベイ2匹。日本の水族館じゃジンベイ、もう珍しくないけど、アメリカじゃ珍しいらしい。ジンベイ以外にも、黄色小魚の大群(スイミーみたい)、小さいエイの群れ、と視覚的にもとても綺麗な構成。日本だと、「青魚入れて生態系再現しました」みたいな雰囲気が漂うけど、でもここは「見た目」重視っぽい(勝手な印象)。 それにしても、ジンベイが普通に見れちゃうなんて、ダイバーとしてはため息。。。昔、春になると来るジンベイを狙って1週間、漁村にこもったことがあるけど、それでも見れなかった。それがこんな簡単に見れるなんて、、、海で見るのとはもちろん違うけどね。。。
■アトランタの夜はスンドーフで「Cho Dang Tofu Restaurant」
そしてアトランタでの晩御飯。「アトランタに行くことにしたの」と韓国人の友達に言うと、真っ先に「アトランタはスンドーフ(辛い豆腐スープ?)がおいしいよ!」とのレスポンス。ならば行くしかないじゃないですか。
ダウンタウンからはちょっと離れているアトランタのコリアンタウン、そこにあるのが「Cho Dang Tofu Restaurant」、Citysearch で韓国料理部門最高得点。ここのコリアンタウン、DCほどの規模はないかもしれないけど、ハングル一色、期待できます。
お店の場所、看板だけが頼りで探すのにやや苦労しましたが、いざ見つけてみるとお店お客さんでいっぱい。そしてお客さんも当然韓国の方ばかり。入るとアンニョンハセヨ~、と言われ、でもこっちはハーイ、とお返事。そうしとかないと、ハングル分かると思われちゃう。
メニューはスンドーフ各種7.5ドル程度と、とても良心的。これに定番の前菜盛り合わせが出てくるのですから、さらに良心的。
まずは「海鮮スンドーフ」、海老、牡蠣、あさり、とダシが効いて熱々で、溶き卵を入れると(レベルExtra Spicyでも)辛さもちょうど良くて、じんわりと暖まってきます。一緒に石鍋で出てくる穀物入りご飯に掛けて、ずずずずと頂きます。ああ美味しい・・・
あまりにおいしいので、実はこの翌日も、同じお店にまた来ちゃいました。翌日は「マッシュルーム・スンドーフ」、お野菜たくさんでこれまた美味しい。
こんなお店、駅前にあったら毎日行っちゃうよ、と日本出店を望みながら、アトランタの夜はスンドーフに明け暮れたのでした。
Cho Dang Tofu Restaurant
5907 Buford hwy.
Doraville, GA 30340
(770) 220-0667
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ディープサウス紀行(アラバマ)
http://nctravel.exblog.jp/3276505/
2006-04-22T03:00:00+09:00
2006-04-22T03:48:59+09:00
2006-04-22T03:00:09+09:00
NCTerryy
Deep South編(0512)
モンゴメリーの街は、州都とはいってもとても小さく(アメリカじゃ州都は行政機能が中心ですから)、ダウンタウン一角を除いたら、もうすぐに綿花畑と草原が広がっています。
■ローザ・パークス博物館等(モンゴメリー)
アメリカ現代史シリーズ第2弾。
1955年に、その後の公民権運動の引き金となったモンゴメリーでの「バスボイコット事件」を記念した博物館。ローザ・パークスという黒人女性が、人種毎に規定したバスの座席ルールを無視して(正確にはルールは違反していないのですが)逮捕された、という事件。
ローザ・パークスさんは去年の10月に亡くなって、改めてまたこの事件、いろいろとメディアでも取り上げられていました。 実際の逮捕の様子を再現した映像付展示で、一通りの流れが分かり、さらに、事件後、街の黒人が1年に渡ってバスをボイコットした経過・様子が展示されています。その統率にあたったのが、牧師としてモンゴメリーに赴任してきたばかりのMLKだったそう。それにしても見事に統率の取れたボイコット運動、不満の鬱積した人たちの静かな怒りを感じずにはいられません。 ここで中学生位の女の子とご家族(白人)が熱心に展示に見入っていました。おそらく学校の授業で習ったかで、実際に見に来たんでしょうね。これ以外の公民権運動の拠点でも、こういったご家族、よく見かけました(黒人白人問わず)。
■セルマ(※)へ
モンゴメリーを後にした後は、高速を降りて国道80号線を1時間半、さらにさらに小さな街セルマへ。昔は綿花の栽培・積み出しの中心だったそう。道中、綿花畑が延々と続きます、もう刈り取られた後でしたが、綿花の花が一斉に咲く10月頃はとても綺麗なことでしょうに。 街は本当に小さく、イメージしていた通りの、南部の寂れたスモールタウンだー!と興奮(?)。夕方の日差しが傾く中、宿の前には廃墟が寂しげに連なり、でも、その一方で街中は人の活動があって(古いDIY屋がその廃墟の並びにある)、夕方、家路を急ぐ人たちなどもいて、不思議な雰囲気の街でした。 ※ここはモンゴメリーと並び、公民権運動の盛り上がりの端緒となった場所。1964年に投票権法が成立してからも、黒人は実質的に投票できない(選挙人登録できない)ことに抗議が続いていたそう。ある時デモ参加者が警察に殺害されたことを契機に、州都モンゴメリーまでのデモ行進「自由の行進」(1965年)が企画され、ここセルマを出発。
しかし、セルマの街からモンゴメリーに向かう橋(エドムンド・ペタス橋↓)を渡ったところで、州警察が催涙ガスや警察犬を動員して実力で行進を阻止(「血の日曜日事件」)。 この様がアメリカ全土にTV中継され、同じアメリカでこんなことが・・・と驚愕だったそう(この前のカトリーナみたい)。結局、連邦政府の介入でデモ行進は保護され、州都まで多くの人が行進したそう。
■国立投票権博物館(セルマ)
アメリカ現代史シリーズ第3弾。
セルマ街中には、この「自由の行進」を記念する小さな博物館(National Voting Rights Museum and Institute)があり、この行進の前に先立つここの社会状況を含め、当時の状況を詳しく展示しています。これがわずか40年前のことなんて、、、とここでも改めて驚愕。
昨年2005年は投票権法施工の40年記念でもあったのですが、その記念日が8月6日、そう広島原爆の日と同じ。TVのニュースでは、まず「広島60周年」を報道し、それから「投票権法40周年」を報道していました。なんだ国内にあんな不正義を抱えながら、大義名分かざして原爆落としてったのね、と唖然としたものです。 ここで説明してくれている地元の活動家のおじさん、実際に行進にも参加していたとのこと。有名な方らしい。この方が、もう、ものすごい熱弁で、当時のことを語ってくれます、ちょっと訛りが強かったけど。
さらに近くには、「奴隷博物館(Slavery & Civil War Museum)」、これ結構楽しみにしてたんだけど、閉館時間前なのに既に閉まってる・・・念のため電話してみたら、「今日はもう終わらせちゃった」だって。
ここを過ぎてもう少し先に行くと、「オールド・ディポ博物館(Old Depo Museum)」というのもあって、この周辺での綿花栽培の歴史とか、プランテーションの生活の状況とかいろいろ展示しています。しかしここ、受付前の時計がズレていたようで、行ったら「もう閉めるよ~」とのこと。
でも、とても親切なおじいさん&おばあさん、入場料は要らないからささっと見て行っていいよ、と中に入れてくれました。
このおばあさん、昔(おそらく戦後すぐ)横浜は山手に住んでいたことがあるそう、懐かしそうに日本語を話してくれました。こういうのなんだか嬉しいです、こんな田舎でも東洋人に親近感持っている人がいるんですから。 さらに、この日の夜、ホテルのレストランが南部料理で有名らしいので夕食を楽しみにしていたんだけど、5時半すぎてもレストランに電気が付いてない。今日は何時に開くの?とフロントに聞くと、「何時だっけ?」「何時だったかしら?」と受付のお姉さん2人、結局、奥へ聞きに行きました。戻ってきたら「今日はやらないんだってー」。おーいー、呑気なんだからもう。
■バーガーはローカル店にこそ真骨頂あり「Flame Grille」
ランチ時にはモンゴメリーの小さい街中。セルマへの移動もあるから、まあ適当に済ませよう、ということで、地元の人で賑わう普通のアメリカ料理屋さんへ。大して期待していなかったのですが、しかし!ここのハンバーガー、いや本当においしかったのです。私的には、アメリカで食べたハンバーガーで一番おいしかったかも!
→はCajun Burger。スパイスは適度に効き、しかしパテにはしっかりとお肉の味がし、焼具合もちょうどよい!大きくふんわり丸いバンズもお肉の味を邪魔しません。
こんなおいしいバーガーが、こんなローカル店で普通に食べられるなんて。。。「アメリカの食事は不味い」という一般論は、ここモンゴメリーの地にて見事に覆されたのでした。
秋のアリゾナ旅行でも、ユタの片田舎で入ったレストランのバーガーが激ウマだった驚きがありました。夏から続いているバーガー戦争、どうも勝負は、当然ファーストフード店でもなく(Hardee’sは支持するけど)、バーガーチェーンでもなく(Five guysもおいしいけど)、ローカル店の地道な努力にあるのではないか?!というのが、当座の我々の考察です。
Flames Grill Downtown
142 Montgomery St
Montgomery, AL 36104
(334) 264-0010
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ディープサウス紀行(アトランタ2日目)
http://nctravel.exblog.jp/3276508/
2006-04-22T02:59:00+09:00
2006-12-25T11:17:51+09:00
2006-04-22T03:00:50+09:00
NCTerryy
Deep South編(0512)
お約束のCNNのスタジオツアー。なんだか楽しそうだし、CNNってなんだかんだいってよく見てるし、と行ってみました。入場料の割りにあまり展示がフレッシュじゃない(固定展示が主)のがやや不満でしたが、でも結構楽しい。
毎朝見るヘッドラインニュースのキャスター(Robin Meade)が見れないか、と思って朝一番の時間を予約して行ったけど、彼女は休日はお休み。でも、他にもよく見るキャスターが、フレンドリーに手を振ってくれてミーハーにも大喜び。
さらに、隣のスタジオにいたスポーツキャスター、われわれは勝手に「新二」(ちょっとだけ谷村新二似)と呼んでいるので、「新二だ!新二だ!」と声に出して喜んでいたら、同じツアーグループに日本人の方もいたのを後から認識。はっずかしー。
■Martin Luther King Jr. National Historic Site
アメリカ現代史シリーズ第1弾。
公民権運動をリードしたマーチン・ルーサー・キングJr.牧師(MLK)の生誕地と、後に暗殺された彼の遺体を埋葬している所。1960年代にかけて黒人コミュニティとしてとても栄えたAuburn Ave.というエリアにあるのだけど、今はかなり荒廃が進んで、国の管理する区画以外は相当まずーい感じ。
MLK、今回聴講で詳しく知るまでは、その名前と役割をさらっと知るぐらい。あるいは、昔Vowで見た誤植ネタくらい(Martin Luther King Jr.→マーチン・ルーサー王子、って誤訳されてた)。
しかしその役割を知るにつれ、「非暴力・不服従」を早い段階から進め、精神的に運動を指導していった彼の役割には、一言すごいと。相当にひどい差別を受けてきていたのですから、差別解消、といったらそれまでの反動で容易に感情的に走ってしまいそうなのが人情というもの(それを批判するのは容易ですが)。しかし、差別の敵は白人ではなく社会的不正義(Social Injustice)だ、と精神的に牽引した彼の存在は最大限の効果を得る上で本当に貴重だったに違いない(こういった哲学のなかった北部都市部での公民権運動では暴力が多発、状況改善には時間を要したそう)。
ここの展示、経年で展示してあって、それぞれビデオでの解説も付くのでとても分かりやすい。
そして、驚きの展示物が「選挙人登録を認めるかどうかをテストする機械」。瓶に入ったキャンディーが何個あるか予想して、その数をテンキーで打ち、最後に「白人」「黒人」それぞれのボタンを押してエンター。そうすると、白人の場合は「Yes」、黒人の場合は「No」と自動的に回答が出るもの。笑っちゃう位インチキ極まりないです、これ。 こういった状況がわずか40年前まで続いていたなんて、、、やっぱり愕然です。
■Atlanta History Center
アトランタの歴史、それから南部邸宅を保存して公開している「Atlanta History Center」。ダウンタウンから北へ20分ほどのバックヘッドエリア。ダウンタウンと違った雰囲気でWhole Foodsもあるし、所得水準高そう。
歴史博物館は、そんなアトランタの都市の形成が分かっておもしろい(もう少し詳しいと良いのだけど)。それから敷地内にある「スワンハウス」、20世紀初頭にお金持ちの建てた豪邸を譲り受けて展示してるもの。古風な外観ながら内装はモダンだったり、アジアンだったり、といろいろ折衷で、おもしろい(ちょっとばかし成金趣味っぽいけど)。
しかしここの庭園、丘の斜面を利用して、階段状の噴水や、円形のお庭などが配置され、とても変化に富んだ綺麗なお庭でした。さらにお屋敷地下には、陶器展示コーナーがあり、世界各地の産地の陶器コレクションが展示されています。規模は小さいながらも充実していて、動物フィギュアなどの面白系から、トラディショナルな古伊万里に有田なども。これはなかなか面白い、とても楽しめました。
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ディープサウス紀行(ミシシッピー横断編)
http://nctravel.exblog.jp/3276504/
2006-04-22T02:58:00+09:00
2006-04-22T03:43:19+09:00
2006-04-22T02:58:47+09:00
NCTerryy
Deep South編(0512)
セルマから西に向けて、下道(国道)を暫く進みます。ここも相変わらず綿花畑。途中から大きな池が増え始め、「もしかして・・・」と思っていると、やっぱり「ナマズの養殖池」!綿花畑として利用していた土地がやせ細ると、それをナマズ養殖池に転用することが多いそうで、今では一大産業に育っているそう。
ナマズのお食事風景(!)なんか見れないかしら・・・と期待しましたが、どこに立ち寄ってよいものか分からず、そのまま通過してしまいました。後日調べてみると、ベルゾーニという街が「ナマズ首都」を自称し、博物館があったり、池の見学が出来たらしい。。。
旅程上、ニューオリンズにも近づいたのですが、呑気なおのぼりさんが行くには時期尚早、と見送り。そして、ミシシッピ川を見る!という目標だけは果たすべく、ミシシッピ川沿いの綿花積出拠点として栄えたナッチェス(Natchez)という街を目的地にしました。
■ナッチェスお屋敷巡り
綿花積み出しの拠点として、それから、ミシシッピ流域のプランテーション・オーナー(=プランター)の住む街として栄えたナッチェス。 ダウンタウンや郊外には、大きなお屋敷が残り、多くが一般公開されていますし、高級B&Bになっているものもあるそうです。お屋敷巡りツアーもあり、バスに乗って1時間で50軒(!)見て回るんですって。量で勝負のようです。
そんなお金持ちのお家、所有していたプランテーションは別の場所にあるので、お屋敷の敷地自体はそれほど広大ではありませんが(サウスカロライナは広かったです)、でもお屋敷は十分すぎるほどに広いです。
□Longwood(ロングウッド)
珍しい八角形の形をしたお屋敷です。なかなかユニーク、ぱっと見、なんとなくオリエンタルな雰囲気も無いでもない。 1階部分のみ居住エリアとして完成していて、それ以上は内装が出来ないまま、今日に至っているそう。しかしここ、1階部分は普通のお家なのですが、あまり日当たりも良くなくて(計画時点では上の階から天窓で採光する予定だったそう)、ここにずっと普通に人が住んでいた(しかも80年代まで)とは驚きです。
2階以上は、おもしろいことに吹き抜けで、まだ木材を組んだのがそのまま露出しています。これは今後も、完成させることなく、このままの状況で保存・展示していくそうで。
□Melrose(メルローズ)
国定の歴史公園(National Historic Park)として管理・保存されているこのお屋敷。自分がいかに豊か、を誇示することを第一に作られた客間。奴隷の使用人を呼ぶための、部屋毎(家族のメンバー毎)の呼び鈴。食事中にハエをテーブルから追い払うための、手動(もちろん奴隷さんの手による)扇風機等々。
これらを、ナショナルパークのレンジャーさんが、この家の家族の歴史を含め、熱を込めて説明してくれます。とても熱く語ってくれる、家族の悲劇の物語、じーんときちゃいます。 それにしても、ナショナルパークのレンジャーさん。もし私がアメリカで子供時代を過ごしていたら、絶対憧れナンバーワンの職業だったに違いない、と思います。物知りだし、どんな下らない質問にも嫌な顔せず答えてくれるし、職場の雰囲気も楽しそうだし(?)。
■ミシシッピ川
そうしてミシシッピ州を横断したこの日の旅程、最後はミシシッピ川を渡り、対岸のルイジアナへ上陸。 ゆっくりと流れる大河、こんな川を毎日目にしてたら、絶対大らかに育つよね、と勝手なミシシッピ/ルイジアナ人像を描きながら、本日は終了。
■ビバナマズ「Magnolia Grill」
ナマズ池ばかり見てたせいか、ナッチェスに到着するころには、やっぱりナマズ食べておきたいよね、ということに。
本当は(この翌日に訪問する)お屋敷レストランに行く予定だったのが、見事に休業。。。観光案内所に「空いているお店はどこ?!」と助けを求めて教えてもらったのが、ミシシッピ川に沈む夕陽を眺めながら食事の出来るという「Magnolia Grill」。
近くにはすごーい小さなカジノが係留されていて、うわーしょぼーい、と思ったのもつかの間、ものすごい沢山の人が押し寄せているのにビックリしました(→対岸のルイジアナ側から見たカジノ船)。
あっという間に陽が沈み、別に川沿いでなくても良かったも、と思った頃に出できたのが、グリルしたナマズのサラダに、ナマズのチーズ乗せグリル。
ナマズの原型やテクスチャーが全く分からない形で出てきましたが(なので写真も分かりづらいのですが)、脂が乗ってホロホロとした白身はやはりおいしいです。
マックがフィレオフィッシュにナマズを使うことを検討中、という話を最近聞きましたが、別に悪くないんじゃない、というのが本音です。ナマズなら繁殖力強そうだし、タラみたいに資源枯渇、にはしないでしょうから。
Magnolia Grill
49 Silver Street
Natchez, MS 39120
(601) 446-7670
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ディープサウス紀行(ミシシッピー北上編)
http://nctravel.exblog.jp/3276501/
2006-04-22T02:57:00+09:00
2006-12-25T11:18:17+09:00
2006-04-22T02:58:00+09:00
NCTerryy
Deep South編(0512)
ナッチェスを後にして、次は一路、北に進路をとり、テネシー州メンフィスを目指します。インターステートを使って、ピューっと行っちゃうのも手なのですが、昔のナッチェス族の使っていた旧街道の跡を道路にしたという「ナッチェス・トレース・パークウェイ」という自動車専用道路がなかなか良さそう。 街道沿い、ところどころに先住民族の生活のなごり、そして入植後の人の行き来の跡が見られます。あまりに光景が変わらないのでちょっと眠くなりましたが、とても快適なドライブでした(NCで言うとBlue Ridge Parkwayのような雰囲気です)。
□エメラルドマウンド
ナッチェス族の古墳だそう。日本の古墳にもこんな形のものがありそう。土台部分の上に、さらに盛り土されて、かなりの高さに積み上げられています。それにとても広い。これ、新緑の綺麗な時期にきたら、本当にエメラルドなんでしょうね。 写真手前が最も高いお墓の上、写真奥はこの古墳の土台部分(かなり広い平面)。
□ロッキースプリングス
綿花栽培の集落として栄えた町が、結局、表土の流出で今は廃墟になってしまっているという街の跡。
立派な教会だけが残り、後は本当、見事に何にも残っていません。街だったエリアは既に木が生い茂って林になり、商店で使っていた(らしい)という扉の取れた金庫だけが、林の中にぽつーんと残っているだけです。 それなりに人口もあった街だったのに、すっかり今は廃墟。人が生活して作っていたものも、いとも簡単に壊れていってしまうのね、人間の夢の跡ね、と物寂しさの漂う場所でした。
□サイプレス・スワンプ
今回の南部旅行、真っ先に「行こう」と決まっていたのが、ここサイプレス・スワンプ(とアトランタ水族館)。何かの写真で見た、一面緑の沼に大木がニョキニョキと生えているという奇観。この目で見てみたいと、わざわざ遠回りをして行ってみました。 思ったよりも小さな沼でしたが、しかし、本当に水が緑なんです。水草が表面を覆い、お抹茶を溶かしたかのような色。そこにイトスギの大木が、何かに搾り取られたかのような、乾いた幹をさらして立っています。
本当に不思議。。。これは見に来てよかった、と思いました。カメラの調子が悪くて、コントラストをもっとはっきりさせた写真が撮れなかったのが残念です。
■南部料理のご馳走といえばフライドチキン「Carriage House」
ナッチェスに着いたその晩、セルマでの食いっぱぐれ事件の痛手から立ち直るために、ディナーを予定していたこのレストラン。
古いお屋敷(Stanton Hall)の一角が綺麗なレストランになって、「大農園主のディナーを体験できる」なんていう地球の歩き方の文句にそそのかされ、激しく期待していたこのレストラン。
(お店の前では、迷い犬と思しき、良いへタレ具合のわんこがお出迎え)
が、しかし!やっぱりここもディナーはお休みとな(ランチのみ営業)。この時期、相当なオフシーズンですから、お客さんいないのでしょう、残念ながら仕方ありません。
急遽、翌日は朝一番に出発する予定だったのを繰り下げて、ランチのためにお昼までナッチェスに滞在。
ここでの目的は、もう迷うことなく「フライドチキン」。南部のフライドチキンはディープフライ。作るのに大変時間がかかるため、元はおめでたい時のご馳走だったそう。黒人奴隷の人たちも、おめでたい時には鶏を絞めてフライにしたそうな。
(←前菜のトマト・アスピック。プルプルしてておいしいー)
そして、ああそうよ私はこれが食べたかったのよぉ・・・、と遠い目をしたくなる、トラディショナルなフライドチキンの登場です。皮は見事にクリスピー、身はふんわり柔らかいながらも味が濃い。決して、ヘルスコンシャスにホワイトミート(胸肉)などで妥協してはいけません、ここはダークミート(腿肉)でいかないと!
こんなにおいしいと、戻ってからBojungleでは我慢できなくなってしまうかもしれない、という一抹の不安を抱きつつも、おいしいねぇ~と大満足でした。
Carriage House Restaurant
401 High St.
Natchez, MS
(601) 445-5151
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ディープサウス紀行(メンフィス)
http://nctravel.exblog.jp/3276497/
2006-04-22T02:56:00+09:00
2006-12-25T11:18:47+09:00
2006-04-22T02:57:13+09:00
NCTerryy
Deep South編(0512)
メンフィスでは、今までで最安値の1泊31ドルの宿。あんまり長居はしたくないお部屋ではありましたが、ダウンタウンにはとても近くて便利便利。翌朝、明るくなって周りを見ると、隣にはこんなナイスな廃墟も。
■ビール通り(Beale Street)でブルース堪能
着いた晩は、夕食とブルースをめざしてメンフィス・ダウンタウンへ。こちらはおのぼりさん、分かりやすさ一番ということで向かったのが「B.B.King Blues Club」。分かりやすーい。
ライブの始まる直前に入ったら、もう既にほぼ満席。かろうじて席を確保。そして、じゃーん、とバンドの皆さん登場です。
ブルースなぞ私らは素人、知ってるのは有名な曲、それにBlues Brothersで出てくる曲くらい。でも、ジャズよりもブルースのほうが分かりやすい、というか、ノリがいいので結構好き。私、疲労困憊だったのに、演奏始まったらすっごい楽しくて、特にKool&theGangの「Celebration」(古っ!)には一緒になって「ひゃー!ほー!」と歌っちゃったりなんかして、思いっきり楽しんでしまいました。
メンフィスの街は、再開発もかなり進んでいて整っていますし、夜も人通りが多くて活気があって、なかなか楽しい雰囲気の街でした。
■「国立公民権博物館」
アメリカ現代史シリーズ第4弾。
そして翌日、MLKが暗殺されたロレイン・モーテル跡地にある「国立公民権博物館」へ。現代史シリーズ、ついにここに完結です。今回の現代史シリーズ、ここが一番充実していました。これまでたくさん見てきたから、ここは簡単に見ればいっか、、、と思っていた我々も、気がついたら3時間近くいましたから。
ここの展示は、人種種差別に限らず性差別等の問題も扱っていて、公民権問題=人種問題となりがちな点にも配慮してる感じ。さらに他の博物館と違うのが、南部州での活動だけでなく、北部での公民権活動についてもかなり展示されており、シカゴなど北部での公民権活動などもよく分かります。
南部での公民権活動を一通り率いた後、MLKはシカゴ都市部での公民権活動を指導すべく家族で移ったそうですが、しかしここでは「白人vs黒人」の構造のように単純ではなく、移民コミュニティなど多くのマイノリティが混在し、さらに、それまでに差別を不満とする暴力・暴動がかなり繰り広げられていたので、MLKの哲学もここではその役割を果たすことができなかったらしい。 そして、メンフィスでのゴミ収集者のデモ(白人と黒人の給与処遇の格差への抗議)を支援するために訪れていたMLK、1968年に暗殺されてしまいました。
暗殺される前日の、それを予知していたともとれるような、「I've Been to the Mountaintop」の演説(最後のパラグラフが有名)。崇高な想いを抱き、将来を希望しながらも、しかし達観したその心境、やるせなく響きます。
この後、本当は「マッドアイランド・パーク」なる、ミシシッピ川の中洲の公園に行くつもりだったのが、なんと冬期は休業とのこと。モノレール乗り場まで行って初めて気づき、がっくし。
ここ、John Grishamの「The Firm」(映画版)で、トム・クルーズが追手を逃れてモノレールで逃げる、というシーンがあった場所。見てみたかったなぁー。
思い返してみると、私の南部についてのイメージって、John Grishamの小説から受けた印象も結構あるのかも。メンフィスにニューオリンズ等々、南部の街いっぱい出てきますから。特に最近読んだ「The Last Juror」は、ミシシッピーの小さな街Clantonを舞台にしてて(ちなみに第1作「A time to kill」もここが舞台)、南部の小さい街の雰囲気が出ていてとてもおもしろかった。
そして、休業中の寂しいマッドアイランド・パークを後に、せっかくだからとミシシッピ川を渡り、アーカンソーにちょこっとだけ上陸。これで一応、南部州といわれる州は今回全て制覇!それから東へ、と家路につきました(ってまだ2日あるのですが)。
■メンフィスのBBQはやっぱりおいしかった「Rendezvous」
メンフィスといえばバーベキュー。Food Networkでも、よく「BBQコンペティションinメンフィス」、なんて番組やってます。
バーベキューの油っぽさとか、ソースのベタベタ感が気になって、私はあまり好きではないのですが、でもせっかくですから行ってみました。そんなに有名というのであれば、食べてみないことには語れません。
無難に有名店「Rendezvous」。平日の昼間も大混雑です。フル・ラック(リブ1枚)とハーフ・ラック(半分)のセットをそれぞれ頼み、しばし待つとコールスローとベイクドビーンズ付きのお皿がどどーんと出てきます。
このお店、ナイフとフォークがありません。ウェイターの黒人のおじちゃんにナイフとフォークを頼むと、「なんとまー、ナイフとフォークで食べるってかー!ダメだよフィンガーフードださーバーベキューはー!」(>意訳)と呆れられちゃった。
でも確かにおじちゃん正しい、これナイフとフォークなんて要りません。骨はほろっと外れるし、ソースは見た目ほどベタベタしていないし、何より手でつかんで食べてこそ、余す所なくお肉が味わえます。
あっさりしたソースと、それから辛さと香りの良いスパイスで、しばし無言で堪能しました。お肉、本当においしいんです。
これだったら時々食べたくなるわ、とバーベキュー見直しです。
Charlie Vergos’s Randezvous Charcoal Ribs
52 S. 2nd St.
Memphis
(901) 523-2746
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